メルカリは物販の中でも最低の選択肢 ー手数料の計算と送料比較ー

メルカリ使ってますかー?

私も不要品を処分する時なんかはメルカリを使う事もありますし、突発的なキャンペーンをよくやるメルペイもしっかりキャッシュバックを受け取ってます!

使ってんじゃねーかよ!」って声が聞こえて来そうですが、プラットフォームに応じて得手不得手があったり、やり方があるのです。

 

この記事ではメルカリのメリット・デメリットに焦点を当てて説明したいと思います。

 

メルカリとは

メルカリとは、2013年にサービス開始し、今では世界で1億ダウンロードを突破した超大手フリマアプリです。

 

別に物を販売しなくても、なんとなくスマホにアプリが入っている方も多いのではないでしょうか。

本やCD、ゲーム、コスメなどを販売する時はバーコードを読み取って簡単に出品する事もできる事から、非常に多くの層に受け入れられています。

また、本日(8/8)発表された2019年6月期の決算が137億6400万円の赤字と発表されています。

メルペイに力を入れすぎたようですが、確かに70%キャッシュバックとかやってたらそうなりますよね・・・。

投資額を回収できる見通しが立っているのかは不明ですが、事業としては非常に面白いアイデアを沢山取り入れているイメージがあるので、是非頑張って頂きたい。

 

何故メルカリは最低の選択肢なのか

販売するユーザーにとっては最低の選択肢となる根拠をお伝えしたいと思います。

 

まず、一般的によく使われているフリマ・オークションアプリ3社の落札手数料を比較したいと思います。

 

メルカリ 10%
ヤフオク 8.64%※
ラクマ 3.5%

※ヤフオクはプレミアム会員以外は10%

 

メルカリ10%に対してラクマだと3.5%です。

1万円の物を売るとメルカリだと1000円、ラクマだと350円

差額の650円もあればすき家で腹一杯牛丼が食べられますよ奥さん!!

手数料はちょっと取り過ぎなくらい高いメルカリですが、送料面で若干優遇されています。

 

各社送料比較

上記3社、ヤマト運輸の送料での比較です。

ヤマト運輸 ラクマ メルカリ ヤフオク
ネコポス 200円 195円 195円
宅急便コンパクト 530円 380円 380円
60サイズ 800円 700円 600円
80サイズ 900円 800円 700円
100サイズ 1150円 1000円 900円
120サイズ 1350円 1100円 1000円
140サイズ 1500円 1300円 1200円
160サイズ 1500円 1600円 1500円

 

3社の中で一番送料が高いのはラクマとなりました。

大きな差では無いものの、若干の開きがありますね。

ヤフオクはというと、手数料はメルカリより安いのに、送料も安いですね。

 

送料出品者負担の闇

メルカリ、ラクマは送料を出品者が負担するのがほぼ通例のようになっています。

落札者負担にしていると、全然売れないという経験をした事があるのは私だけでは無いはず・・・。

一方、ヤフオクは落札者が負担するのが当たり前です。

その分メルカリ、ラクマは同一の商品でも相場が高くなっており、ヤフオクは安く設定している事が多く見られます。

もちろんヤフオクでも送料は出品者負担にした方が売れ行きは良いのですが、どちらでもそれほどの差はありません。

では、実際に計算してみましょう。

例:1万円の商品を販売 送料は出品者負担(60サイズ)

  • メルカリ 10000円出品 10%(1000円) 送料(700円) 計1700円
  • ラクマ  10000円出品 3.5%(350円) 送料(800円) 計1150円
  • ヤフオク 10000円出品   8.64%(864円) 送料(600円) 計1464円

 

ラクマ最強!

と思った方、実はそうではありません。

ヤフオクは送料を出品者負担にしなくても十分売れます。

では、送料分値引きし、送料を落札者負担にして計算し直してみましょう。

 

  • ヤフオク 9300円出品 8.64%(803円) 送料0円 計803円

 

お客様が支払う額は同じ1万円なのに、あなたが受け取る金額は、メルカリとヤフオクでは897円も差が出ました。

高く売りたいならヤフオク!

と昔から呪文のように言われていましたが、メルカリやラクマと同じ値段で売っても手元に残る額が大きいのがヤフオクの特徴です。

 

何故メルカリで販売するの?

実は各プラットフォームには得手不得手があります。

ラクマ、メルカリはアパレルや美容関係に強く、家電に弱い

ヤフオクは家電やマニア向け商品には強いが、アパレルには弱い

 

ユーザー数の大小や得意ジャンルを見極めればメルカリで販売するメリットは十分にあります。

今やヤフオクを抜いて最大フリマとなったメルカリですが、不要品の販売をするならメルカリの方が需要があったりします。

子供のおもちゃや、もう着なくなってしまった服などは利益度外視でメルカリに出品して少しでも家計の足しにするのも良いでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

競合3社との比較ですが、ヤフオクが圧倒的有利に見えます。

メルカリはユーザー数の多さ故、自分が出品した商品がすぐに見えなくなってしまうという仕様ですが、こまめに価格調整をすればすぐに売れて行きますし、ヤフオクは落札相場をしっかり見ておけば高く売る事も可能です。

ラクマは手数料の低さが圧倒的なので、うまく使って行きたいですね。

メルカリで売った事あるけど、ヤフオクは使ってないという方、是非一度ヤフオクも使って見て下さい。

 

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